ポマードとは
『ポマードとは』

ポマードの発祥は油性で、ねり油に香料を混ぜた整髪料。
髪と髪を癒着させてスタイリングを行います。リーゼントスタイル、オールバックスタイルに適し、強いセット力と艶のある仕上がりが特徴。油性ポマードは、熱に弱く、水に強い性質を持っています。いまの主流であるワックスよりも歴史は長く日本では昭和初期からメンズの整髪料として人気を博していました。
『水性ポマードとは』

油性ポマードの良い点はそのままに、短所であったベタつきや、強い原材料の匂い、それをかきけすための強い香料といった点は改善され、水性ポマードはベタつきが少なく、香りも様々な種類のものが販売されるようになりました。
BARBERの盛り上がりと共に、基本のツヤあるポマードに加え、ツヤのないマットタイプのポマード、ワックスのようなファイバータイプのポマード、最近では、液体タイプのポマードやパウダータイプのポマードまで幅広く展開されている。
『ヘアワックスとの違い』
ワックスは、一般的にマットな仕上がり。スタイリング後に固まらないので髪に毛束感を出したり、毛先に動きを出したり、動きのあるスタイリングに優れていいます。一般的に水性ポマードに比べて油分の配合量が高いため、洗い流しにくくなります。
ワックスと比べるとポマードは、質感が重いためボリュームを抑えて毛先に動きを付けたいクロップスタイルのようなスタイルに最適です。
『ジェルとの違い』
ジェルは、一般的につやのある仕上がり。主成分が合成樹脂で、髪の表面を薄い樹脂の膜でコーティングして強力に固めます。セット後に触ると、合成樹脂のコーティングが取れて割れて白い粉がでます。
ジェルは毛束を立ち上がらせる効果のほうが強いため、ボリュームを抑えるたいスタイルには適しません。
ジェルと比べるとポマードは、カチカチに固まらずにホールド力があり、コームや手グシでセットしなおすことができます。セットの直しやすさと髪の収まり欲しいスタイリングにはポマードでのセットがおすすめです。